卒業式の思い出
卒業式の季節です。
今日も私の家の近くの学校で卒業式が開催されています。
去年の今頃は長男の中学校の卒業式でした。
来年は二男の中学校の卒業式があります。
卒業式というと涙なしには語れません。
息子の卒業式でも感動してしまい,涙を流してしまいました。
息子の生まれてからの思い出が頭の中でよみがえり,目の前で行われている卒業式と重なってしまいました。
嬉しいことも辛いこともあったけど,ここまで成長してくれた息子に感謝しました。
来年は二男の卒業式,再来年は長男の高校の卒業式があります。
たぶん来年も再来年も同じように卒業式の景色がにじんでしまうんだろうなー。
私って昔から涙もろいんです。
卒業式とはいえ,私としては公衆の面前で涙を見せるのが恥ずかしいんですよねー。
でも,私は花粉症でして,この時期はガッツリ症状が出ていて常にマスクをして鼻をすすっております。
だから,周りからは感動して鼻をすすっているのか,花粉症で鼻をすすっているのか分からない,と勝手に思っております(笑)。
さて,私のはるか昔の中学校の卒業式といえば,心ここに在らずでした。
なぜかというと,次の日が第一志望の高校の合格発表だったからです!
式の前も最中も後も「落ちてたらどうしよう,落ちてたらどうしよう」とずっとモンモンとしていました。
だから,感動なんて一切なしでした!
結果は合格していて杞憂でしたけどね。
絶対に行きたい高校だったから仕方ないんです。
このスケジュールは今も変わっていないから,私と同じ思いの人もいるかもしれません。
そして私の高校の卒業式も感動した思い出がありません。
でも,覚えているのは2つのことです。
1つ目は,卒業式に父が来てくれたことです。
それまで仕事日一筋だった父が仕事を休んで来てくれたというのは,とても嬉しかったことを覚えています。
2つ目はPTA会長の挨拶が素晴らしかったことです。
一般的に校長先生たちの挨拶というのは長いものです。
でも,PTA会長の挨拶はこんな感じでした。
「皆さん,卒業おめでとうございます。私からはこの歌を皆さんに贈ります。」だけ。
「あれ,それだけ?」みたいな感じでした。
そして,流れた歌は長渕剛さんの「乾杯」でした。
今でもこの歌を聴くと,高校の卒業式を思い出します。
PTA会長,超短い挨拶と音楽なんてカッコイイ!
でもこの歌,私は卒業式というよりは,娘や息子の結婚式で親が思う気持ちを歌った内容のような気がしますが。
でもいいんですよ,おめでとうの歌ですからね。
卒業式は人生の節目ですから,みなさんそれぞれに思い出があるとおもいます。
この春に学び舎を巣立つ人たちが新たに始まるそれぞれの道で思いっきり人生を謳歌してくれたらいいなと思っています!