なんとかなるって !

肩の力を抜いて気楽にいきましょ(^^)

ペリカンの万年筆と青インク

私のお気に入りの筆記用具。

それはペリカンの万年筆です。

亡き父が使っていた万年筆で,亡くなる前の年にもらいました。

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それまでは万年筆は一応持っていましたが,まったく使っていませんでした。

でも,この万年筆は違います。

毎日使っています。

デジタル好きの私ですが,手帳は断然「紙!」なのです。

この手帳に予定と簡単な日記を書くのはこの万年筆です。

仕事上,ここぞという時にもこの万年筆で書きます。

資格試験の勉強をしているのですが,その時もこの万年筆を使います。

万年筆を好んで使うのは「父の形見だから」ということもありますが,書きやすいということもあります。

本当にとても書きやすいんです。

ボールペンみたいにゴリゴリ感がなくて,まさにすらすらという感じです。

 

インクは青です。

なぜなら,青は子供の時から大好きな色で綺麗だから。

ただそれだけです。

一般的には黒なんでしょうけれど,他人に渡す書類に青を使っても指摘されたことは一度もありません。

よく書類に「黒または青で」とか書いてあるじゃないですか。

 

青インクといえば,こんな話もあります。

名前をサインするというと,今の日本では黒インクを使う機会が多いですが,昔は青インクだったんですって。

だから,本来,名前のサインは青インクなのです。

コピー機が発達していない昔は黒のカーボン紙を挟んで複写しており,写すと黒になりますよね。

そこに黒のインクでサインしたのでは,オリジナルなのか写しなのか一目ではわからないでしょ。

だから,「本人が書いたもので、写しではないですよ」ということで青インクなんですって。

もし,青インクを使って何か言われたら,この話をしようと思っています。

「それは昔の話でしょ」と言われたら素直に黒のボールペンで書きますけどねー。(笑)

しかし,いつ頃から黒インクが標準になったのでしょうね。

 

かかりつけの医院は電子カルテではなく紙カルテです。

電子カルテ全盛のこの時代,院長先生はまだ若くて機械いじりが好きみたいなのに紙のカルテなんですよね。

そこの院長先生は青の万年筆でカルテにすらすらと書いています。

そういえば,もう退職してしまった職場の課長も青で書いていました。

青インク愛好者は結構いますね。

 

青インクは世の中いろいろありますが,私はこれです。

PILOT(パイロット)のiroshizuku(色彩雫)シリーズで,色名はasa-gao(朝顔)です。

このシリーズは色に独特の名前がついていてこだわっています。

 

万年筆は「"万年"使える"筆"」。

字を書くことができる限り、父から譲り受けたこの万年筆を使い続けたいと思っています。

今日も寝る前,この万年筆で手帳に日記を書きますよ。