「医学部に行きたいあなた,医学生のあなた,そしてその親が読むべき勉強の方法」という本
はじめに書いておきます。
この本は学生のための受験勉強の本ではありません。
昔はあんなに勉強が嫌いだったけど,大人になってみるとなぜか勉強したくなることありませんか?
「学生時代にもっと勉強しておけばよかったなぁ」なんて思いませんか?
そんな大人のための本です。
題名だけで判断して買うと外します。
私は興味本位で買ったため,外してませんよ。
そこで,他の人が外さないようにこの本の紹介をしてみたいと思います。
まず題名です。
本の内容に合っていれば「○」,合っていなければ「×」です。
読む人が「医学部に行きたいあなた」ならば,×
読む人が「医学生のあなた」ならば,○
読む人が「医学部行きたいあなたの親」ならば,×
読む人が「医学生のあなたの親」ならば,ある意味○
何度も書きますが,受験勉強の本ではまったくありません。
受験という短期決戦のための勉強方法ではなく,試験を受けない大人のための長期的な勉強方法を知ることができる本です。
「なるほどねぇ」という新しい発見や,「そうだよなぁ」と納得するところがたくさんありました。
詳しい内容は読んでいただくことにして,ネタバレしない程度に内容をご紹介します。
・こんなふうに勉強してきた医者が自分を診察してくれたらいいなぁ。
・勉強って目的じゃないよなぁ。
・語学を勉強するってそういうことだよなぁ。
・読書ってそういうことだよなぁ。
・難しくて投げ出してしまうのはそう感じるからなんだぁ。
・予備校が教えるテクニック重視の勉強ってそういうことなんだぁ。
などなど。
この本を読むと勉強することに対して新たな発見があると思います。
「何か勉強してみようかなぁ」という大人に読んでもらいたいです。
特に時間がたくさんある大学生には読んでもらいたいですね。
読んでいて勉強に対して新しい価値観を持ちました。
良い本に出会えました。
私はこの本が好きです。