ヘルプマークとマタニティマーク
ヘルプマーク、ご存知でしょうか。
外見では分からない病気や障害を持っている方に東京都が配布しているマークです。
外見からは分からない不自由なところがあって交通機関の座席に座れずに辛い思いをしている方には良い制度だと思います。
私は一年ぐらい前に存在を知りました。
そして、実際にカバンにマークを付けている人を電車の中で見かけたこともあります。
その方は持ち手のところが輪っかになっている杖を持った若い方でした。
幸いにも席が空いていたので、その方は着席していました。
マタニティマークも目的は同じですね。
妊娠初期の方はお腹が目立たないので外からはわかりません。
でも悲しいことに、世の中にはこれらのマークに対してこんな考えをする人もいるようです。
・なんの問題もない身体だけど、ただ疲れるから席に座らせてほしいというマーク
・妊娠したことを周囲に自慢しているマーク
そして、想像ですが、マークを悪用するモラルのない人もいるかもしれません。
そんな人はいて欲しくないし、いないと思いますが、仮にいたとしたら、私はそんな人に対して「わざわざそんなことまでして席に座りたいのか?」と思うし、器の小さい人だなと思ってしまいます。
こんなふうに思ったりする人は次のことを忘れています。
・誰もが病気や障害を持つ可能性がある。
・女性なら妊娠する可能性がある。
いつその人の立場になるかわかりません。
もしなったら、その時どう思うのでしょう?
人間、お互い様なんです。
先日、私が電車で座席に座っていると、目の前にマタニティマークを付けた女性が立ったので、速攻で席を譲りました。
私がこんな気持ちになれたのは、先日の「前向きに生きるというポジティブさ」の記事で書いた病院での経験をしたからなんです。
なんか説教くさい記事になってしまい、すみません。
常日頃思っていることを書いてみました。